小原 / Kohara
Modeler
ラジオを聴くのが好きです(Podcast, ウェブラジオなど)。
オーケーストアというスーパーマーケットが大好きです。
小原さんに聞いてみた
どのようなお仕事をしていますか?
主に背景モデリングをしています。
PBRだったりトゥーンルックの作品だったりけっこう多岐に渡っています。建物もありますし、大きな自然物とかもありますね。あとコクピットの内部とか。
――好きなモデリングとか得意なモデリングとかはあるんですか?
得意不得意とかよりは、まんべんなく好きです。
モデリング以外もキャラクターや背景のルックディベロップメントもしていますが、最初は本当に全部知らないことばかりだったので、社内のレンダラーだったりシェーダーのこととかちょっと困ったんですけど、やっていくうちにすぐ慣れることができました。周りにも教えていただけますし。
ポリゴン・ピクチュアズではモデラ―がテクスチャ作成まではするんですけど、そのあとレンダラーに合わせてシェーダーを変換したりするのはLookDevアーティストの仕事になります。
――LookDevの仕事をしていて例えばテクスチャ修正しないと、とかになったときは?
テクスチャだったらLookDev側で直すんですけど、モデル修正のほうはモデラ―に戻さないとRIGに影響することもあるのでという感じです。
ポリゴン・ピクチュアズに入るまでは何をしていましたか?
美大を卒業したあとに紙器設計の会社に入社しました。商品パッケージとか紙製品の会社ですね。
その後、映像業界に進みたいなと思ってデジタルハリウッドに行って勉強して、ポリゴン・ピクチュアズに転職しました。
それまでもPhotoshopとかIllustratorは使ってたんですけど、CGソフトはデジタルハリウッドで初めて使いました。
――美大で学んだことがCG制作に活きているっていうところはありますか?
それはあると思います。制作はもちろんなんですけど、美大って講評ですごくいろいろ指摘されるんですよ。
自分の作ったものに対して厳しい目で見られたうえで客観的な意見を入れてまた修正するっていう、そういう経験は活きているんじゃないかと思います。
いま夢中になっていることはありますか?
夢中になっているというほどのことはないんですけど、休日は普通に出かけたり、あとラジオ聴いたりしてます。
今後、どういったチャレンジをしていきたいですか?
自分のスキルは幅が狭いと思っていて、自分の習得できていないソフトとかがあるので、そういうのを業務でも使えるようになって作品全体のクオリティを上げたり、効率よくできるようになりたいです。
今はMayaを一番使ってるんですけど、世間的にはBlenderが流行ってますよね。
そうするとBlenderはユーザーが多い分いろいろなTIPSとかがあって、Mayaで自分が一番いい・一番速いと思ってやっていることもそうじゃないと思う点があるので、どっちがよりいいのかっていうのを理解したうえで作業できるようになりたいなと思います。
今後も、ユーザーが多いソフトは扱えるようになりたいと思います。
ポリゴン・ピクチュアズに興味のある皆さんへのメッセージ
ポリゴン・ピクチュアズに応募してほしいと思います。
やっぱり(面接等で)話してみないとわからないこともあるので。
自分が応募したときは『空挺ドラゴンズ』とか『パンダのシズカ』とかいろいろなルックがあるので楽しそうだなと思って。実際入社してもトゥーン系・リアル系それぞれ経験できて楽しいです。
――応募するときのポートフォリオだったりデモリールについてのアドバイスはありますか?
普通に、自分の行きたい・やりたい工程でどういうスキルが必要かを考えて、それがきちんと見えるような構成ならいいと思います。
見る人のことを考えて作ることですかね。
フォトライブラリから1枚
会社の近くにある定食屋さんの写真です。
おーいお茶のぬいぐるみが可愛いくて気に入っています。